楽家の生い立ち

OUR STORIES

alt

はじめまして。株式会社楽家 代表取締役の齋藤です。

家づくりに携わって25年以上が経ち、今でもはっきりと覚えているお客様との出会いがあります。

「家って、もっと楽しくあってほしい」と口にしたのは、あるご夫婦でした。

性能とか安さも大事だけど、毎日をわくわく過ごす家にしたい、と。その一言が、私の中にずっと残っています。

以来、私は「楽しい家ってなんだろう?」を考え続けてきました。

今日は、私が「楽しい家」にこだわる理由をお話させてください。

alt
alt

私が「楽しい家」にこだわる理由

私は、潮風が心地よく吹き抜ける、豊かな海と緑に囲まれた島根県の浜田市という漁師町で、両親と兄の4人家族で育ちました。

また、楽家の考え方の原点となった祖父母の家は、中国山地の自然の中に建つ延床200㎡の築150年の平屋でした。

隣には納屋と離れ、玄関を入ると土間が広り、裏には牛小屋、井戸、そして五右衛門風呂がありました。

そして、楽しみと遊び場は、家の中だけではなく、外へと広がっていました。

竹を割って竹トンボを作ったり、水鉄砲を作って遊んだ。

祖父と一緒に五右衛門風呂の釜に薪をくべて、お風呂を沸かすのも楽しかった。

夜は庭先で花火をしたり、正月には広い空に凧をあげたり。

夏には川で小麦粉を練った餌で釣りをした。

そこには、「何もない」からこそ、自分で工夫して楽しむ暮らしがありました。

おもちゃがなくても、「これを組み合わせたら、もっと面白いかもしれない」 という発想が生まれる環境だったのです。

alt
alt

幼少期に遊んだ集落

中国山地の豊かな自然に囲まれた場所で、
春は田植えを行い、
夏は川で釣りをし、 秋は稲の収穫を手伝い、
冬はそりで雪遊びをして遊んだ特別な場所。

alt

また、我が家も楽しかった。 小学校3年生の時、
両親の思いが詰まった新築の家に引っ越しました。

初めて「自分の部屋」をもらったことに喜びを感じる一方で、
今まで、家族4人で川の字になって寝ていたため、
引っ越し初日は一人で寝るのが怖くて、
両親に「一緒に寝よう」とお願いしたことを覚えています。

alt
alt

家には小さな庭があり、
裏に水を張り水草を浮かべてメダカを飼育したり、
春には種をまき、夏にはオクラを収穫し、
冬には雪が積もると兄と一緒に雪だるまを作りました。

そして、こたつに入って家族でテレビを見たり、
みんなで温まりながら笑い合う時間が増えました。

新しい家での暮らしは、ただ「住む」だけではなく、
家そのものを楽しむ時間になっていったのです。

夏の縁側の風景

夏は、井戸水でキンキンに冷やしたスイカを 縁側で
食べるのが好きだった。

高台にある祖父母の家の縁側からは、
中国山地の山々と空、 眼下に広がる田園風景があった。

alt
alt

お正月の凧揚げ

正月は叔父と凧揚げをし、糸をいっぱいに伸ばして空高く舞い上がる凧を夢中で追いかけた記憶がある。

少しずつ糸を引いたり緩めたりする感覚が楽しく、夢中になって遊んでいた。

凧を竹で作ったりしたのも思い出深い。

寒空の下、手をかじかませながらも、広がる青空と凧のコントラストに心が躍った。

住宅業界に入って抱いた疑問

幼少期の経験から、家は楽しむことができる空間であるべきだと考えていましたが、住宅業界に入ると、その理想とのギャップを強く感じるようになりました。

建築デザインの学校で学んだ後、デザイン事務所に就職し、建築工学やプロダクトに携わりながら実務経験を積みました。

その中で独自の視点が評価され、大手上場企業からスカウトを受け、建築事業の立ち上げに関わることになりました。

alt
alt

当初は高価格帯住宅の事業を構築してましたが、リーマンショック後、家づくりは「安く・早く」が重視されるようになりメーカーの工場へ視察し価格交渉を行っておりました。

「この素材とデザインを組み合わせで、もっと面白い空間になるかもしれない」そんな発想が生まれる余地が失われ、販売しやすさや利益が重視されるようになりました。

効率やコスト重視の家づくりではなく、自分の経験と知識を活かし、理想の家をつくるために独立を決意しました。

自宅の倉庫でBBQ

家の横の資材置き場は、
幼少期には野球の練習場とし、
学生時代には兄弟で友達を呼んで
バーベキューを楽しむ場になりました。

alt
alt

自宅を出てからは甥っ子のサッカーの練習場となり、 成長とともに家の使い方も変化していきました。

家はただ住む場所ではなく、 ライフスタイルや家族の成長に寄り添い、 自由に形を変えていくべきものだと実感しました。

「楽家」が目指す家づくり

世の中には、マニュアル化された住宅があふれ、
「この家に住むなら、このライフスタイルをしてください」と、 家に合わせて人が生活を調整しなければならない。

しかし、本来は「その人(ヒト)の生き方に合った家をつくる」べきです。

例えば、 「農家の家」 には、
作物や農機具を収納できる空間がある。

「職人の家」 には、作業スペースと一体となった環境が整っている。 「デザイナーの家」 には、創作活動に没頭できる空間がある。

楽家ではライフスタイルに適した
都市型の住まい(モノ)や趣味と生活が
自然に溶け合う空間の提案をしております。
ビルトインガレージにはBBQや
花火を楽しむための水栓や手洗い場を設けるなど、
暮らしや経験を豊かにする(コト)工夫を取り入れています。
また、デザイン面でも楽家では、
楽家の「ふつう」と「面」から「線」へのコンセプトのもと
洗練された商品をセレクトし標準仕様としています。
楽家では無駄を省きながらも、
デザイン性と機能性を考慮した仕様を
吟味しセレクトしています。

alt
alt

「ヒト→モノ→コト」

四季を生活に取り込む。 春は桜を切り取り、夏は緑葉、 秋には紅葉を絵画のように楽しむ。 その土地のポテンシャルを引き出す。 住む「ヒト」が自分らしい「モノ」を 通じて暮らしの「コト」を楽しむ。

alt

「面」から「線」へ。

面は境界をはっきりと区切る 「面」として存在します。 楽家は“区切るための要素”を あえて細く、薄くすることで、 視覚的なノイズを減らし空間の一体感を高め、 美しさを演出しています。

alt

「楽家」のふつう。

楽家の「ふつう」は、 静けさの中にある選択。 静かな気配にそっと耳を澄まし、 余白に宿る美しさを大切にしながら、 確かに心地よいものだけを選ぶ。

最後に「どんな家に住むか」ではなく

【 どんな暮らしを
送りたいか 】

楽家がつくるのは、
あなたの物語を紡ぐ住まいです。